電脳コイル

うーむ、NHK恐るべし。
1話からたまたま見始めて全くのノーマークだったけど、
何気にかなり面白い。
日常に電脳世界が入り交じった世界での話で、
これだけだとまさにSFって感じの作品だけど
その設定を生かしたキャラとか戦闘(?)シーンの見せ方が上手くて、
ハラハラドキドキですぐに30分が終わってしまうことが多々。
特に4話でのイサコと黒客クラブとの戦いでは、
とにかくキャラが動くこと動くこと、もう製作スタッフグッジョブとしか
言いようが無い。
イサコの魔方陣みたいなのも演出かっこよくてよし。後サッチー怖すぎ。
 
作画も最初は硬派なタイプかと思ったら、意外と表情によって
かわいいとこがあって侮れず。特に二人のユウコはそれが顕著。
先週の8話では、誰もが経験したことのあるであろう小学校時代特有の
淡い恋の情景が全体通してにじみ出してて、
今の自分は何やってんだろうと自己嫌悪に陥ること小一時間。
しかしそんな少年少女の儚い恋物語よりも、
イサコとヤサコの関係が気になってしかたない自分は、
もしかしなくてももう終わっているのかも知れない。
二人が廃工場内で小部屋に閉じ込められるシーンとか、
最後の別れ際にちょっとデレになってしまうイサコのツンデレ具合に乾杯。
だからハラケンにヤサコフラグが立つと困るのですよ。(8話)
イサコとのつながりが大事なのですよ。
願わくばイサコとヤサコの絡みが増えんことを。
というか今の自分はなn(ry
 
物語自体も、1話からの伏線がじわじわと解消されてきていて
見ごたえがあってよし。今後の展開に期待大の作品です。